どうも、おときちです。
Amazonプライムビデオにて新たにお笑い芸人【千鳥】の2人のバラエティ番組【千鳥のニッポンハッピーチャンネル】が配信開始されました。
【ニッポンハッピーチャンネル】とは「もっと日本を幸せにしたい」という目的の元に千鳥の大悟が立ち上げた仮想のテレビチャンネルで、大悟が考えた今一番面白いと思うコンテンツを具現化するという番組です。
ようは大悟がやりたいことやってノブがそれに対してツッコむといったシンプルな内容と思って間違いないと思います。
最初に配信された1~3話の内容は、千鳥・大悟が監督、脚本を担当した昔懐かしのトレンディドラマをイメージして作られたオリジナルドラマをスタジオゲストにピース又吉と北原里英を加えて見るという内容でした。
そのオリジナルドラマのタイトルは「ロングロード」。このドラマがホントにくだらなくて笑えるけど何か続きも気になってしまう傑作だったので紹介いたします。
ロングロードの出演者
ロングロードのメインの出演者は以下の通り
- 大悟(早乙女流星役)
- 足立梨花(武藤南役)
- ダイアン津田(津田恭平役)
- 佐伯恵(吉川友)
- ダイアンユースケ(シゲさん役)
吉川友ちゃん、可愛いですよね。
新社会人の大悟が会社の初日から遅刻し、自転車で会社に急ぐ途中に足立梨花とぶつかってしまい転倒。その際に痴漢扱いされ逃げられる。その夜に同僚の津田と吉川友とおとずれたユースケの営むバーにてアルバイトをしていた足立梨花と再会を果たし、最低な出会いをした2人の恋物語が始まる…。
といった感じの内容です。
話は1話~6話まであり、1話10分そこらですがまあまあのボリューム。キャストもそろえてちゃんとお金をかけて作られているドラマという印象です。
内容についてですが、昔のトレンディドラマをかなり意識した作りになっていて、どこか見たことあるようなシーンや展開が多く、懐かしい気持ちになれました。
ただ、やはり芸人大悟が作っただけあっておかしな点が多く、ツッコミどころ満載のドラマになっていました。
スタジオで見ているノブのツッコミも相まってかなり笑えるロングロードのツッコミどころをまとめてみました。
OPがダサい上にかなり長い、そして毎話流される。
(C)2019 YD Creation
ユースケが巨人の設定で、ユースケのみ喋ると字幕が出る。
(C)2019 YD Creation
津田のシャワーシーンが何度もカットインする
(C)2019 YD Creation
ユースケと津田のシーンは思わず笑ってしまいました。他にも
- 大悟が「さげぽよ」を連発
- 津田のキンタマが見えている
- 西岡徳間が意味もなく出てくる
- 強引に長渕剛の「とんぼ」の名シーンをねじ込む
などなど、全体的にふざけたシーンが多いのに、まじめに展開するところもあったりして気が付くと続きを見たいと思わせられていました。
ちなみに主題歌は「≠ノットイコール」という歌で、「singman(シングマン)」という方が歌っています。歌詞は番組ディレクターが書いているそうです。
この歌もホントにトレンディドラマにありそうなメロディでクソダサいんですが、ドラマを見終わった後はしばらく仕事中とかも口ずさんでしまいました。
ちなみにsingmanは実際にその名前で歌手活動をされている方の様です。
この番組が面白かった要因として、スタジオでしっかりとドラマをこき下ろしツッコミを入れるノブももちろんなんですが、又吉がすごくいい仕事をしていました。
一見ハチャメチャなこのドラマに対し、凄腕の作家としての視点で登場人物の心情や物語の伏線についてなど深読みしすぎなコメントをくりかえすのがこの番組の良いテイストになっていました。この企画で又吉のキャスティングはかなりハマっていましたね。
まとめ
千鳥の大悟が制作したトレンディドラマ「ロングロード」。かなり面白かったです。
正直ドラマとしては伏線も丸投げでまともに見れるような内容では無かったですが、笑えるシーンはかなりありました。それにそのむちゃくちゃな内容にノブがしっかりツッコミをいれ、そして又吉はドラマに対してめちゃくちゃ肯定的にまじめに考察をしているのが対照的で面白かったです。
作家としての側面を生かしたその立ち振る舞いを見ていると、又吉は芸人としての仕事をしっかりこなしていると感じましたね。
【千鳥のニッポンハッピーチャンネル】の第1回目の企画として始まったこのドラマはいったん終わりですが、また機会があれば続編なんかも見てみたいですね。
そしてこの番組の次回からの企画も非常に楽しみにしているところです。
【千鳥のニッポンハッピーチャンネル】はAmazonプライムビデオで見ることができますので、気になった方は試しに無料登録で見てみてはいかがでしょうか。
コメント