地上波テレビ土曜プレミアムの番組「まっちゃんねる」にて放送され話題になった「イケメンタル」という企画が、Amazonプライムでも配信されていたので見てみました。
この「イケメンタル」とは名前からも想像がつく人は多いと思いますが、Amazonプライムでの超人気番組「ドキュメンタル」のイケメンバージョン、といったところでしょうか。出場者は芸人ではなく、テレビで活躍するイケメンの俳優やタレントが集められています。
ネットで人気の出た企画を地上波に逆輸入する形で実現したこの番組、なんでもありの本家ドキュメンタルをマイルドにしたような感じをイメージしていたのでそんなに期待はしていなかったのですが、いざ見てみると本家ドキュメンタルをも脅かすほどに面白かったです。
特に山田孝之や高橋克典などの本格派俳優の奮闘には笑わせてもらいました。
今回はそんな「イケメンタル」の面白かったところについて書いていきます。
イケメンタルとは
イケメンタルとは、イケメン6人で密室の中を過ごし、笑ってしまったら即退場というルールのお笑いサバイバルバトル。
笑かせるための小道具の持ち込みなどはOK、基本的に1度笑ったらイエローカードが渡され、2度笑うと退場。
制限時間は2時間30分。
今回の出場者は
- 武田真治
- JOY
- 木村昴
- 島太星(NORD)
- 高橋克典
- 山田孝之
の6名。バラエティ経験豊富の武田真治やJOY、芸達者な木村昴、天然キャラの島太星など色んなキャラを揃えてきたなという印象。
そして驚いたのが高橋克典の入場。なんで出たの!?って思うだけで笑ってしまう。高橋克典の後にはこれまた本格派俳優の山田孝之が登場し番組の展開は全く想像できなくなりました。
面白かったシーン
始まって最初に仕掛けたのは武田真治。筋肉キャラらしくベンチプレス台を持ち込み、高橋克典にベンチプレスを体験してもらう。そして補助に入る武田
序盤からベテラン俳優に股間を押し付ける武田真治。まだ始まってすぐだけど、イケメンタルは面白くなると予感した瞬間でした。
高橋克典はこんな感じで攻撃されているだけでも十分面白いのに、意外と攻撃力に優れていました。コスチュームもいろいろ用意していたしどれも面白かったです。そんななかでも面白かったのは
トレーニングに付き合ってくれと言いながらクリンチを繰り返したところ。最高でした。
他にもJOYと木村昴のラップバトルや、島太星の天然発言も個々の特徴を生かした面白いシーンが多かったです。誰1人として空気になっていなかったのが好印象。
中でも異彩を放ち、終盤にかけて尻上がりに面白くなっていったのは山田孝之。
エンヤの歌に合わせて爪を切る山田孝之。シュールな発想にもセンスを感じるし何より絵になる。さすが俳優といったところ。
そして今回のイケメンタルでの個人的な1番笑ったシーンは、山田孝之と武田真治の観客のいない静かなバトルです。
花沢類に扮した山田孝之が自分でも何をしているのかよくわからない武田真治をヌンチャクでしばくだけの光景なんですけどもう最高でした。歴代ドキュメンタルと比べても上位に入る笑えるシーンだと言えるほど。
このままの勢いを保ったまま山田孝之の優勝という形でイケメンタルは終了しましたが、出場者全員素晴らしかったです。
まとめ
今回は地上波で放送された「まっちゃんねる」の企画「イケメンタル」について紹介しました。
正直芸人ではない俳優たちに加えて規制の多い地上波での放送という事であまり期待はしていなかったのですが、予想をはるかに上回る面白さでした。
本家のドキュメンタルとくらべても全く遜色ない面白さ、しかも時間も本家より短いのでダラダラした瞬間も無く飽きることなく最後まで楽しむことができました。終盤にかけての山田孝之の追い上げもあって、全体的に尻上がりに面白くなっていくようないい構成になっていて見やすかったです。
今回Amazonプライムで見れるのは地上波での放送の未公開映像も含めた増量版という事なので、地上波を見たという方も楽しむことができるんじゃないでしょうか。
イケメンタル、ネットでの評判もかなり良さそうなので、是非とも第2弾…と続いて行って欲しいですね。
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